材料を選ぶ前に比較条件を定める
| 要件 | 必要な情報 | 確認すべき判断事項 |
|---|---|---|
| 電気性能 | 実際の寸法、最大直流抵抗、長さ、温度 | 提案する導体は、必要な電気的使用条件を満たせますか? |
| 機械性能 | 調質、引張強さ、伸び、構成 | 完成導体は、指定された取扱い・使用要件を満たしますか? |
| 接続と環境 | 接合方法、暴露条件、検査基準 | 接続部と材料のシステム全体が、設置条件に適合することを確認できていますか? |
| 案件の経済性 | 材料数量、加工、コネクタ、試験、設置 | 受入可能なシステム全体としての費用はいくらですか? |
導電率とシステム性能を区別する
CCS の % IACS の呼称は導電率を示します。同じ径での抵抗が等しいこと、電流定格が同等であること、完成ケーブルの性能を示すものではありません。
信号ケーブルでは、使用周波数範囲と完成ケーブルの限度値を含めてください。接地用途では、電気的使用条件、実際の構成、接続の要件を含めます。
実際の線材の特性を用いる
鋼芯は CCS の材料構造の一部ですが、一般的な材料説明は引張強さの保証ではありません。指定された等級、調質、仕上がり寸法を比較してください。
銅層と追加の被覆を、接続設計および環境とあわせて検討してください。材料名から、一律の耐用年数や、工具を変更せずに使えることを推定しないでください。
受入可能な供給仕様を比較する
- 両候補材料について現行データを用います。
- 試料、仕様、試験記録の対応を維持します。
- 材料変更を承認する前に、システムの受入条件を合意します。
- 必要な構成と適合性確認を定めた後に、案件全体の費用を比較します。
このガイドは仕様の初期検討に役立つ情報です。対象となる導体について、現行の製品データ、供給可否、用途への適合性と受入条件をご確認ください。
