用途別の検討 / 通信
通信用導体:ケーブル内の役割を明確にする
材料を選ぶ前に、導体がケーブル内で果たす役割を明確にします。信号特性、直流の使用条件、機械的要件は、別々の検討項目です。
01 / 用途と条件を定義する
システム全体の仕様を定める。
材料の等級だけで、通信ケーブル全体が承認されるわけではありません。同軸導体、電話ケーブルの導体、機械的な支持部材には、それぞれ異なる要件があり得ます。
| 要求項目 | ご提示いただきたい情報 | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 導体の役割 | ケーブル図面、機能、形状・寸法 | 信号、電力、機械的な役割を区別します。 |
| 電気的使用条件 | 抵抗値、必要電流、周波数・損失の目標値 | 直流の要件を、周波数に依存する特性と区別します。 |
| 製造 | 調質、伸線・より合わせ、接合 | 線材の仕様をケーブル製造工程に結び付けます。 |
| 受入 | 顧客仕様、完成ケーブルの試験計画 | 裸導体だけでなく、ケーブル全体の適合性を確認します。 |
02 / 要求事項から受入判定へ
適合性評価を計画する。
- 01
要求事項を合意する
導体の役割とケーブルの要件を合意します。
- 02
試作材料を評価する
試作線材の形状・寸法および電気・機械特性の記録を確認します。
- 03
受入条件を確認する
適用されるケーブルと端末接続の受入試験を完了します。
試験と受入基準は、案件に適用される要求事項に従います。このガイドは検討の出発点となるものであり、特定の設備への使用を承認するものではありません。
